日和見菌はお調子者なので、
有勢な方に加担しちゃうのです!
常在菌とは
常在菌とは健康な人の身体に日常的に存在する細菌の事を言います。皮膚常在菌は1兆個以上いると言われ善玉菌と悪玉菌、日和見菌に分類されます。常在菌バランスがいいと善玉菌と日和見菌は健康維持に貢献し、悪玉菌はそれ以上の悪い菌を寄せ付けない役割をします。しかし常在菌バランスが崩れると日和見菌は悪玉菌に加勢し体に害を及ぼします。善玉菌は肌の皮脂を食べ、脂肪酸という天然のクリームを出し肌を守っています。皮脂が少ないと善玉菌のエサが無くなりバリア機能が低下し炎症を招きます。また、合成界面活性剤や防腐剤添加の化粧品の使用で常在菌が住みにくい環境を作ります。美肌をつくるには常在菌バランスを整える事が重要です。
テカテカだからって油性肌とは限らない!
肌のコンディションに合ったお手当をおすすめします
無視できないお肌のpHとは
健康なお肌にする為に弱酸性の化粧品を使用すればいいと言う訳ではありません。乾燥肌や敏感肌はアルカリ性に傾いています。そこへ弱酸性の化粧品を使用すればpHの開きが大きすぎて、収斂し逆にお肌を傷ませます。また、脂性だとお悩みの方も単なる汚れの皮脂なら酸性なのでアルカリ性の洗顔料で汚れを落とす事が必要、問題なのは皮脂過剰が極度の乾燥からきているお肌。その場合、脂性肌だと勘違いして洗浄力の強い洗顔料を使用すれば隠れ乾燥肌を改善できません。角質までも落とし、肌のバリア機能は低下、そんな肌を守ろうとさらに皮脂が分泌されるという悪循環です。今の肌の状態を見極めて健康な肌に導くためにpHを考えたアイテム選択が必要です。
幹細胞コスメを取り入れ
細胞から見直す事が美への近道だよ!
幹細胞とは
肌には真皮幹細胞と表皮幹細胞が存在します。真皮幹細胞はハリや弾力の元になるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作る線維芽細胞を生み出し、また分裂して新たな真皮幹細胞も生み出します。表皮幹細胞は乾燥や異物から真皮を守る為の丈夫な表皮を作る細胞です。年々、新しい細胞は生み出されにくくなって肌を守る表皮も弱くなり、ダメージを受けやすい肌になります。今までは足りなくなったものを補う美容が主流でしたが大元を再生させる再生美容というものが出てきました。人が本来持っている自己再生能力に着目した再生美容では幹細胞や線維芽細胞の活性化や再生を目的にしています。幹細胞コスメを取り入れ細胞から見直す事が美への近道です。
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